ちょっとした言葉に傷つかない心を育てるための3つの習慣

ミニチュアダックスフンド

「あなたの笑顔が、ペットにとって一番のおくすりです。そして、あなた自身にも」

アロハオハナ動物病院かもがわ公園小動物クリニック院長です。

今日も中島先生に教えていただいたことをシェアさせていただきます。


日々、多くの方と接するなかで、こんな声をよく耳にします。

「人のちょっとした一言が気になってしまう」
「言われたことを何度も思い出して落ち込む」

そんな繊細さを持つことは素晴らしい一面でもありますが、ご自身の心を守るためには「傷つきにくい心の習慣」を身につけることも大切です。


【習慣1】「感情を整理して可視化する」

嫌な気持ちになったとき、それを曖昧なまま心にため込んでしまうと、もやもやが長引いてしまいます。
まずは「何がきっかけで傷ついたのか?」を冷静に紙に書き出してみましょう。

  • どんな言葉だったのか
  • なぜ自分はそれに反応したのか
  • その背景にある自分の価値観や思い込みは何か

こうしてご自分の反応のパターンを知ることが、心の防御力を高める第一歩になります。


【習慣2】「素直な気持ちを伝える練習」

人との関係で心がすり減るとき、多くは「言えなかったこと」「誤解されたこと」が関係しています。
傷つきやすい方ほど、実は自分の気持ちを上手に表現できていないことが多いのです。

「私はこう感じました」と、シンプルに気持ちを伝えてみることから始めてみましょう。
それだけで相手とのズレが小さくなり、不要なストレスも減っていきます。

そして、人間関係に“完璧”を求めすぎないことも大切です。
意外と人は、他人のことを深く気にしていないものです。


【習慣3】「自己肯定感を毎日少しずつ育てる」

他人の言葉に振り回されない自分になるには、「私はこれで大丈夫」と思える感覚が欠かせません。
それが“自己肯定感”です。

毎日、小さなことでかまいません。
「今日は早起きできた」「ありがとうと言えた」など、自分を認める瞬間を意識的に増やしていきましょう

それが積み重なって、自信と安心感につながります。


あなたの心を守るのは、あなた自身

どんなに強く見える人も、心のなかには不安や迷いがあります。
でも、小さな習慣を意識して積み重ねることで、心の柔軟さと強さは育っていきます。

あなたの人生をつくるのは、他の誰でもない、あなた自身です。
どうか、自分の感情にやさしく寄り添いながら、少しずつ前に進んでいってくださいね。

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