「あなたの笑顔が、ペットにとって一番のおくすりです。そして、あなた自身にも」
こんにちは、アロハオハナ動物病院かもがわ公園小動物クリニック院長です。
いつも当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。
今日も、中島先生のメールマガジンを元に、自己肯定感について、お話しさせていただきます。
中島先生の『自己肯定感の教科書』はこちら。

診療をしていると、ペットの体調が思うように回復しなかったり、飼い主さま自身が「どうせもう治らない」「自分の育て方が悪かった」と、強く責めてしまうことがあります。
けれど、その「どうせ」という言葉は、実は自分自身を苦しめてしまう小さなトゲのようなものです。
生きものの体調や気持ちは、白と黒のようにはっきり分けられるものではありません。
日によって食欲が変わったり、元気だったり眠そうだったり——そんな波があるのが自然です。
それは、私たち人間の心と同じ。
うまくいかないことがあっても、「きっとこれも意味がある」「次につながる経験かもしれない」と少しだけ視点を変えてみましょう。
「うまくいくか・いかないか」ではなく、「今日できたことも、明日できないこともある」と考えてみるのです。
病気の治療や動物との暮らしも、グラデーションのように日々色を変えていくものです。
いい日もあれば、そうでない日もある。
それが自然のリズムであり、生きるということそのものです。
焦らず、比べず、気楽に、そして気長に。
ペットと一緒に過ごす時間を大切に感じながら、少しずつ前を向いていきましょう。
その穏やかな気持ちこそが、きっと動物たちにも伝わります。














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