公開日: 2025.10.7| アロハオハナ動物病院 かもがわ公園小動物クリニック

ペットの様子が気になるけれど、「病院に連れて行くか迷っている」──それは「無関心」ではなく、飼い主さまご本人が抱えるさまざまな不安や現実的な障壁が原因です。ここでは、よくある6つの悩みを挙げ、それぞれの簡単な解決策と、当院がどのようにサポートするかを分かりやすく説明します。

目次

1. 費用が不安
2. 症状が軽いから様子見
3. 以前の病院で嫌な経験がある
4. 通院ストレス（キャリー・移動が苦手）
5. 時間がとれない（仕事・家庭）
6. 病気が見つかるのが怖い
7. まとめと当院のサポート体制

1. 費用が不安で受診できない

飼い主さまの悩み：「診察料や検査・入院でどれくらい掛かるか分からず不安」

一般的な解決策：事前の料金目安提示、分かりやすい説明、費用に応じた治療選択肢の提示。

当院の対応：アロハオハナ動物病院かもがわ公園小動物クリニックでは、初診時や検査前に概算費用を明示し、複数の治療選択肢（最低限の対処〜積極治療）とその費用範囲を飼い主様と相談して決めます。必要に応じて医療ローンや段階的治療プランの提案も行います。飼い主様の価値観とご予算を尊重して一緒に方針を立てます。

2. 症状が軽いから「様子を見る」

飼い主さまの悩み：「まだ少しだが食べている・動いているからまだ大丈夫かも」

一般的な解決策：セルフチェックの観点（食欲・排泄・元気度・呼吸）を提示・オンラインでのトリアージ（写真や動画で判断）を活用。

当院の対応：症状が軽い段階でも見逃すと重症化する疾患があるため、LINEや電話（オンライン相談）での簡易相談を受け付けています。写真や動画での事前確認を行ない、受診が必要か、家庭での観察で良いかを飼い主さまと相談して決定します。飼い主さまの意思を尊重しつつ、医学的なリスクを分かりやすくお伝えしています。

3. 前回の病院で嫌な経験がある

飼い主さまの悩み：「専門用語が多く、難しく分からなかった」「押さえつけられて辛そうだった」

一般的な解決策：共感的コミュニケーション、ゆっくり丁寧な説明、同意に基づく処置（インフォームドコンセントの徹底）。

当院の対応：当院は「恐怖を与えない診療（Fear Free）」を意識した対応を実践しています。診察前に飼い主様から過去の体験やご希望を伺い、診療の進め方を飼い主様と合意のうえで決めます。不安が強い場合は短時間での診療や静かな診察室を用意し、再来院ハードルを下げられるように努めています。

4. ペットがキャリーや通院を嫌がる

飼い主さまの悩み：「キャリーに入らない」「車で酔ってしまう」

一般的な解決策：キャリー慣らし法の指導、フェロモン製剤の活用（製品説明）、待合の分離や短時間診療の実施。

当院の対応：猫や小動物がストレスを感じにくい導線（待合の分離、静かな診察室）、短時間で済む診察プランを用意しています。不安があれば、来院前にキャリー慣らしの方法やフェロモンの使い方を個別にアドバイスし、飼い主様と相談して無理のない通院方法を決めます。

5. 仕事や家庭で時間がとれない

飼い主さまの悩み：「平日は仕事で時間がない」「予約が取りにくい」

一般的な解決策：LINE予約・夜間対応（可能な範囲で）・短時間予約枠の導入・オンライン相談の活用。

当院の対応：LINEによる事前相談・時間帯予約の導入により、飼い主様の都合に合わせた受診を支援します。急を要さない定期相談はオンラインで対応可能な場合もあり、通院回数を減らす工夫も一緒に行ないます。

6. 病気が見つかるのが怖くて受診しない

飼い主さまの悩み：「悪い結果を知らされるのが怖い」

一般的な解決策：段階的な情報提供（まずは現状の説明→選択肢提示→将来的な見通し）、緩和ケアや在宅ケアの説明。

当院の対応：アロハオハナ動物病院かもがわ公園小動物クリニックでは、「最期まで穏やかに支える」姿勢を大切にしています。診断が出た場合でも、治療のメリット・デメリット、緩和ケアや在宅療養の選択肢を丁寧に説明し、飼い主様の価値観を尊重した最適なプランを一緒に決めます。

— 話して、相談して、決める。私たちが一緒に歩みます—

ペットの受診をためらう理由は一つではありません。費用・時間・過去の経験・通院ストレス・心理的な恐れ――どれも「大切なペットを守りたい」という気持ちの裏返しです。

アロハオハナ動物病院かもがわ公園小動物クリニックでは、飼い主様の気持ちを最優先にして、「話を聞き、選択肢を示し、飼い主様と一緒に決める」医療を行なっております。まずはお気軽にLINEでご相談ください。

よくある質問（FAQ）

• Q：まずは相談だけでも大丈夫ですか？ A：はい。症状の写真や動画をLINEで送っていただいて、受診の必要性を一緒に判断できます。
• Q：どのような動物でも受診できますか？ A：いいえ。当院スタッフ・設備で診療できる動物種・症状に限界がございます。まずは「診療対象」をご覧ください。

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記事作成：アロハオハナ動物病院 かもがわ公園小動物クリニック