「あなたの笑顔が、ペットにとって一番のおくすりです。そして、あなた自身にも」
アロハオハナ動物病院かもがわ公園小動物クリニック院長です。
今日も亜里先生に教えていただいたことをシェアさせていただきます。
亜里先生のYouTube動画をご覧いただくのがベストだと思いますが、かいつまんで、下記に要約しました。
そして、動画の中で紹介されていた「誰もが幸せに成長できる 心理的安全性の高め方」の書籍案内はこちら。
- ポジティブ心理学は、「幸せになること」を科学的に研究する学問です。
- ポジティブシンキング(肯定的思考)と混同されがちですが、ネガティブな感情や困難も否定せず、バランスを重視するのが特徴です。バランスの科学、あるいは注意の科学とも呼ばれます。
- 従来の心理学は、第二次世界大戦後の兵士の心の傷を癒す必要性から発展し、病気を治すこと(マイナスをゼロに戻すこと)に焦点が当てられてきました。
- しかし、鬱などの病気が治っても必ずしも幸せそうではないという事実に気づいたマーティン・セリグマン博士らが、ゼロの状態からさらに幸せになること(ゼロをプラスにする方法)を科学的に研究する必要性を提唱し、1998年にポジティブ心理学が誕生しました。
- 2000年以降、研究が進み、幸せな人々に共通する特徴が科学的に発見されています。例えば、感謝が多い、運動している、良い人間関係があるといった共通点が、現在20~30個ほど見つかっており、新しい研究も常に出ています。
- ポジティブ心理学の大きな発見として、「成功したからといって幸せになるわけではない」ということがあります。成功や達成を目指しても、必ずしも幸福には繋がらない場合があります。
- しかし、その逆、つまり「今幸せな人は、後から成功する傾向がある」ということが科学的に証明されています。例えば、大学時代の幸福度が高い学生は、10年、20年後に収入が高くなるなどのデータがあります。
- これは「ハピネスアドバンテージ」と呼ばれており、幸せであることによって視野が広がったり、オキシトシンなどの幸せホルモンが出たり、免疫力が高まったりするなど、様々な良い結果に繋がるためと考えられています。
- ポジティブ心理学は、人生のあらゆる側面で非常に役立つ学問であり、自分自身の幸せはもちろん、家族、パートナー、職場の同僚、生徒、患者さんなど、周りの人々の幸せにも貢献できます。
- 幸せは、何かを探し求めたり、雨宿りのように待ったりするものではなく、「今ここから自分自身で作り出せるもの」であると述べられています。

この記事は、松村亜里先生のYouTube動画『【徹底解説】ポジティブ心理学を世界一わかりやすく解説してみた』の内容を参考にしています。
ニューヨークライフバランス研究所の代表をされており、ポジティブ心理学の情報発信を精力的にされています。ぜひ、サイトを訪れてみてくださいね。
6月15日朝9時からは、無料のウェビナーも開催されますので、日曜はお休みという方はぜひ参加をお勧めします。
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