マムシ咬傷の対処法と予防策について

マムシ看板

こんにちは、アロハオハナ動物病院かもがわ公園小動物クリニックの院長です。

「夜道はお気を付けください!」

ワンちゃんがマムシに噛まれた場合は、早急な対応が必要です。

マムシ咬傷についてお話させていただきます。

以下は、飼い主さまができる対処方法としての一般的なアドバイスですが、緊急性があるためできるだけ早くご連絡してくださいね。

対策1:緊急性を理解する

マムシの咬傷は非常に危険であり、命にかかわることがあります。夜間休日救急などに対応できる動物病院は限られていますが、早急にご連絡してください!症状は咬まれた部位や犬のサイズによって異なる場合があります。

対策2:静かに保ち、活動を制限する

活動を制限し、静かにさせることで、蛇毒の体内への拡散を防ぐことができるかもしれません。

対策3:緊急性を理解する

蛇かどうか確認する:そもそもヘビなのか、ヘビだとしたら、できるだけ安全な距離を保ちつつ、その特徴を記憶あるいは撮影してください。

対策4:傷口を処置しない

毒を吸い出す、切開するなどの処置は行なわないでください。これらの行為は危険であり、かえって症状を悪化させる可能性があります。

マムシの咬傷は重篤な状態につながる可能性があるため、適切な処置をするためにもできるだけ早く受診することが大切です。

※当院では柴犬サイズになると入院できません。応急処置しかできませんので、他院で対処できない時のみ、ご連絡ください。

※小さい病院であり、スタッフも十分ではありませんので、皆様のお力添えで、当院を大きくしてやってください。お願い申し上げます。

予防策について

遭遇しない対策も

その前に、ヘビと遭遇しないようにするということも大切です。

草陰や岩陰で休んでいるところを、急にワンちゃんが通れば、驚いてとっさに咬むという事故につながります。

このような場所を避けてお散歩をしましょう。

アスファルトやコンクリートの上が温まっているので、体を温めているヘビもいると思いますので、物陰だけ注意していればよい、というわけではありません。

とくに、夜は足元が見えないので、要注意です。

夜間の咬傷は当院のように夜間緊急を扱っている動物病院しか受診できません。

特に当院は中型犬以上のワンちゃんは入院できませんので、ほかの動物病院を探していただくことになります。

危険そうな場所は散歩コースから外しましょう。

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