新型コロナウイルスはヒトの皮膚表面で約9時間生存可能であり、一方でインフルエンザウイルスよりも長い生存期間を持つことが示されました。この研究では、エタノール消毒薬を使用して皮膚上のウイルスを不活化する実験も行われました。その結果、皮膚上のSARS-CoV-2やインフルエンザウイルスは、15秒間のエタノール暴露で完全に不活化されることが確認されました。これにより、手指衛生において15秒間のエタノール消毒が感染リスクを効果的に低減する手段となる可能性が示唆されました。なお、15秒の消毒では完全ではないという研究もあります。
エタノールが新型コロナ不活化に効果;その対策を解説

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