花火恐怖症

花火恐怖症

花火はまさに夏の風物詩。ここ、豊田市でも大きな花火大会がありますね。夜空に映る花火は人にとっては、暑さを忘れさせてくれるイベントですよね。とは言っても、とくにワンちゃんにとっては、それどころではないというケースもあります。

驚いて、興奮して、家から飛び出してしまうなど、脱走するイベントとして多くの報告があります。戸締りには注意したいものですね。

怖くて震えてしまい、この時期の高温も相まって、熱中症で緊急搬送されてきたワンちゃんもいましたよ。

精神安定剤が有効なこともありますので、そのような性格のワンちゃんなら、当院にご相談ください。

しかし、あらかじめ予定の分かっている花火大会と違って、雷恐怖症もこの時期には多いもの。それでも、天気予報などをこまめにチェックしていれば、雷がなるかどうかは、ある程度予測がつきますね。精神安定剤を念のために内服させておくことが、重症化を防ぐよい手段です。

花火も雷もその恐怖症を克服していける行動療法を実施しています。


詳しくは、当院での行動治療を受診されてみてはいかがでしょうか?

そして、2020年には、米ニューヨーク大学(NYU)の研究によると、花火が肺にとってリスクになる可能性があることが報告されました。花火には、夜空を彩るために使用される金属が含まれ、その中には鉛やストロンチウム、銅などの有害な金属も含まれています。

研究では、米国で市販されている12種類の花火を分析し、2種類の製品で有害なレベルの鉛が検出されました。

また、マウスやヒトの肺組織を用いた実験で、これらの金属が細胞に酸化ストレスを引き起こし、損傷や死滅をもたらす可能性が示されました。

さらに、米国環境保護庁(EPA)のデータを基に、大気中の有害金属の濃度が独立記念日や大晦日などの花火が行われる時期に高まることが確認されました。

研究者たちは、これらのリスクについて今後さらに調査を進める必要があると強調しています。

人より体の小さいペットたちが、この花火の煙を吸い込んでダメージを受けることも、今後は分かってくるかもしれません。

今回の、花火のお話はいかがでしたか?予防しにくい、雷に比べ、スケジュールの決まっている花火大会は圧倒的にコントロールしやすいですね。

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