OUR CLINIC

当院受診をご検討されている皆さまへ~


数ある動物病院のなかで、

当院受診をご検討いただき、

誠にありがとうございます。

皆さまの貴重なお時間、

精神的・経済的なご負担を考え、

受診前に是非ご一読いただきたい

内容でございます。

初診の方向けに、

受診を決めていただく際の参考になればと、

書かせていただきます。

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①獣医師の人柄について

いわゆる

「二コニコ笑顔の優しい動物のお医者さん」

をご想像されていると、

がっかりされると思います。

限られた診療時間の中で

色々とお伝えしたいのですが、

お恥ずかしながら口下手で、

なかなかうまくお伝えできない

こともあるかと思います。

どうぞご遠慮なく、

お気軽にご質問をいただけますと幸いです。

飼育環境、お食事などについても

改善していただきたい点がある場合には、

不快に思われる方が

いらっしゃるかもしれませんが、

私の思うところをお話させていただきます。

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②診療コンセプトについて

皆さまの大切なペット

(コンパニオンアニマル、

伴侶動物ともいいます)が

病気から回復するには、

その子本人のもつ治癒力の上に、

さらに、飼い主ご家族さまのケア・手当て

(ハンドパワー)を重ねていくことが

もっとも大切だと考えています。

そしてさらに、

私たちが提供させていただく

獣医療のサポートを加え、

三位一体となり

病気に立ち向かうというのが理想です。

ペットは近年「コンパニオンアニマル」で、

「愛玩動物」として可愛がるだけの

存在ではなくなってきています。

「ライフパートナー」としての認識が

強くなってきているのです。

まさに、 OHANA なのです。

そのペットたちが健康でいることは、

飼い主さまの健康にもつながると考えています。

また、飼い主さまが

動物、獣医療に対して関心を広げることは、

ペットに最適な環境を

与えることにもなります。

当院では動物の治療、予防を通じて、

ご家族の皆さまが幸せになるための、

トータルペットケアサービスを

ご提供させていただきます。

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③当院の診療方針

~診療時間が短くて不安? LINEでゆっくりうかがいます。事前問診であなたの声を大切にします~

当院では、問診を重視して、

さまざまなことをお伺いします。

というのは、皆様こういううご経験が

おありでしょうか?

自身の病気で病院を受診すると、

3分くらいで診療が

終わってしまいませんか?

私は、もっと医師と

話をしたいのですが、

次に待っている方のことを考えると、

できません!

この程度の話で体調不良の原因が分かるの?

「一発診断」できるような

病気もあるとは思いますが、

もっと話を掘り下げて聞かないと!

と、思っています。

入院すれば、病棟担当の医師と

しっかり話ができるのかもしれませんが、

それも厳しそうですね。

私はもっと、現状を伝えたい!

皆様も同じではないでしょうか?

これを解決するのが事前問診です。

対面では、長時間かけることは

できかねますが、

LINEであれば、隙間時間を見つけて、

やり取りができます。

文章も、写真も、

そして動画までも!

LINEさまさまです。

そして、詳しい問診のあと、

その子の状態を診せていただいた上で

(動物の種類、状態によっては

触れることがストレスとなり、

危険な状態に急変させる場合もあるため、

あえて触診さえも控える場合もあります)、

必要に応じて、

検査をご提案させていただきます。

検査内容、費用などに

ご納得していただいた上で、

進めていくよう心掛けております。

そのために、

問診に時間がかかるエキゾチックアニマルでは、

事前のLINEでのやりとりで

問診をさせていただきます。

この一連の流れを診療しながら

やりとりさせていただいております。

ですので、

すぐに診療をご希望の方は、

当院では満足が得られない

と思いますので、

他院の受診をお勧めしております。

そのような事前の問診準備で、

診療内容、対応可不可、

費用のご相談をさせていただきます。

そのようにして当日の

対面診療での時間をセーブしています。

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④救急救命時の診療

~救急・重症時、時間が命です。詳細説明難しい場合もあります。ご家族の意思を尊重し、最善策を共に考えます。~

救急、重症の場合は、

わたくし獣医師一人で

ゆっくりとご家族さまに

ご説明・了解を取りながら

同時に、救命措置を行なうことは困難です。

時間が勝負となり、

命が最優先ですので、

処置の詳細、費用、

そして毛を刈らせていただくことなど、

事前にすべてをお伝えすることが

できかねますので、ご了承ください。

ご不安な方はスタッフの人員が

潤沢に確保されているような病院様を

受診されてください。

それらの結果をもとに、

病気の状況、今後の治療方針を

ご説明させていただきます。

治療方針がいくつかある場合や、

入院や手術についても、

決して私がそれを強制することはせず、

メリット、リスク、デメリットなどを

しっかりお伝えしながら、

飼い主さまに選択をしていただいております。

これらのご説明の際、

とくに寿命の短い動物さんたちを

ご家族の一員とされている方々には、

検査、治療、手術のどれをとっても、

不安がつきまとうと思います。

ご家族の一員である、

愛するペットの余命など考えたくない、

そういう話に触れてほしくない、

というお気持ちも、

重々承知しております。

しかし、

その子に残された時間も視野に入れ、

最期を迎える時まで、

どう安楽に過ごしてもらえるかを

ご家族で相談していただき、

後悔のないように

決断をしていただいております。

安心できる明るいお話

ばかりできたら一番ですが、

残念ながら

寿命の短い動物さんたちが

病院に来られるような症状が

はっきり表れている場合には、

不安でつらいお話をしなければならないことが

多くなってしまうのが実情です。

つらい現実にはなりますが、

それを受け止めていただいた上で、

身近に一緒に過ごしてきた、

たくさんの想いのある、

そのご家族皆さまで決断された方針

(治療するもしないも、手術するもしないも)が、

その子にとっても最善策として、

ご相談、治療にあたらせていただきます。