対象動物
愛知県豊田市の犬・猫・エキゾチックペットの動物病院;両生類(カエル、サンショウウオ・・・)
“おかしいかも”と思ったら迷わず相談を。両生類のいのちを守る、あなたとともに歩むパートナークリニック。
カエル・ウーパールーパーの診療案内|エキゾチックアニマル診療科
【 両生類に特化した動物病院を選ぶ理由】
当院のエキゾチックアニマル診療科では、カエルやサンショウウオ、ウーパールーパーなどの両生類も専門的に診療しています。両生類は犬猫とは解剖生理学的にも大きく異なり、診療には特別な知識と設備が必要です。
両生類は「見た目では健康状態が分かりにくい動物」であり、食欲低下や皮膚の変色などの微細な変化が、重大な病気のサインであることも少なくありません。
そのため、両生類の診療経験が豊富な獣医師がいる病院を選ぶことが重要です。
当院では、爬虫類・両生類診療の研修でアップデートを継続している獣医師が常勤し、カエル(アマガエル・ツノガエル・ベルツノガエル・ヤドクガエルなど)やウーパールーパー(メキシコサラマンダー)を中心に、全国でも限られた両生類診療に対応しています。
【両生類診療の経験豊富な獣医師と診療体制】
両生類の診療には、一般的な小動物(うさぎ・モルモット・ハリネズミ・フェレットなど)とは異なる診断機器と環境設定が求められます。
当院では以下のような専門的な体制を整えています。
* 両生類・魚類対応の低温環境下での診察室
* 皮膚・粘膜疾患にも適用できる顕微鏡検査
* 水質検査(pH・アンモニアなど)による環境診断
* 体重数グラム単位の個体でも安全な麻酔・レントゲン設備
* 両生類用入院ケージ・湿度管理
また、獣医師は、国内外の論文・記事(AAZV, ARAV等)に基づいた治療を行っています。
【診療内容と設備の特徴】
両生類の病気は、環境要因(温度・湿度・水質)に大きく影響されます。当院では、飼育環境の詳細をヒアリングし、診断と同時に環境改善のお話しを行います。
主な診療内容は以下の通りです。
* 一般健康診断・体調チェック
* 食欲不振・皮膚病・カビ感染(真菌症)
* 呼吸器疾患・口内炎・腸疾患
* 水質由来のアンモニア中毒やエラ腐れ病
* 外傷や脱皮不全
* 寄生虫・細菌感染の検査と治療
* 飼育環境・栄養相談
また、ウーパールーパー特有の疾患(四肢欠損・浮き症・エラ萎縮)にも対応しています。
診療には、水質測定・拡大鏡などを用い、肉眼では判断できない皮膚変化や粘膜異常を丁寧に評価します。
【病気のサインを見逃さない】
両生類は表情を変えないため、病気の発見が遅れがちです。以下のようなサインがあれば、早めの受診をおすすめします。
* 皮膚の白い斑点・ただれ・出血
* 食欲不振や動きの鈍さ
* 水面に浮いたまま沈まない
* 粘膜が脱皮不全で剥がれない
* ウーパールーパーでエラの縮み・膨張・浮き沈み異常がある
* 口を開けたまま、息を荒くしている
これらは感染症や内臓疾患、飼育環境不良による代謝障害の初期症状であることが多く、放置すると短期間で重症化します。
【 両生類の健康管理と予防】
両生類の健康を維持するためには、定期的な健康診断が重要です。年1回の糞便検査、水質アセスメントを行うことで、病気の早期発見と再発予防が可能になります。
健康診断では以下の項目をチェックします:
* 体重・体表の状態・脱皮状況
* 粘膜や皮膚の細菌・真菌検査
* 飼育水のpH・アンモニア・硝酸塩濃度
* 食餌内容と栄養バランス
また、健康記録をつけることで、飼育環境の変化や餌の内容が体調に与える影響を把握しやすくなります。
【飼育環境の整え方】
両生類の健康を守る上で、環境管理は最も重要な要素です。
* 温度:種によりますがカエルは24〜28℃、ウーパールーパーは20℃以下を目安に。
* 湿度:常に60〜80%を保つ。乾燥は皮膚疾患の原因に。
* 水質:アンモニア・亜硝酸・塩素をゼロに保ち、週2回の水換えを行う。
* 照明:種によりますが紫外線ライトを設置し、日照リズムを維持。
* 隠れ家:ストレス軽減のため、流木やシェルターを配置。
当院では、飼育環境に関する相談にも対応し、ご自宅の水槽写真やデータを持参しての環境チェックも行っています。
【 病気の早期発見と対策】
両生類の疾患は初期症状が軽微なため、「何となく元気がない」段階で受診することが最も有効です。
特に多い疾患は以下の通りです。
* 真菌感染(皮膚カビ病)
* レッドレッグ症候群(細菌性皮膚炎)
* 浮き症(消化管ガス・内臓疾患)
* エラ腐れ症(ウーパールーパー)
* 代謝性骨疾患(カルシウム・ビタミン不足)
治療には、抗菌剤浴、局所治療、環境改善、栄養補助が中心となります。症状や種に応じて、個別の治療プランを提案します。
【 初診時の持ち物と注意点】
初診の際には、事前問診票でご回答されたものも含めて、以下の準備をお願いします。
* 飼育環境の写真(水槽、ライト、ろ過装置など)
* 飼育水(100mL程度を清潔な容器で)
* 食餌の種類がわかるパッケージ
* 直近の体調・食欲・排泄の記録
また、両生類は乾燥に弱いため、湿らせたタオルや水苔などを入れた容器で輸送してください。輸送中の温度変化を避けるため、保温または保冷パックを併用するのが望ましいです。
【 診察の流れと費用】
1. 受付・問診:飼育環境や行動の変化を事前問診票をもとに詳しく伺います。
2. 身体検査:体表・口腔・皮膚の状態を観察。必要に応じて水質検査を実施。
3. 検査:糞便・顕微鏡検査・レントゲン・血液検査などを実施。
4. 治療方針の説明:検査結果に基づき、治療計画と費用を明示。
5. 治療・入院:重症例は湿度管理ケージで短期入院。
費用は当院では診察料3,300~4,500円、検査内容により異なります。
【 緊急時の対応】
両生類の呼吸困難・出血・浮き上がり・皮膚損傷などは緊急対応が必要です。
当院では、夜間の緊急時にも連絡可能な専用電話番号(救急留守録)を設置しています。
【まとめ】
カエルやウーパールーパーは、見た目の変化が少なく、病気が発見しづらい両生類です。経験豊富な獣医師による診療を受けることで、早期治療と健康維持が可能になります。
「おかしいかも」と思ったら、自己判断せず、両生類に精通した動物病院へ早めの相談を。
当院のエキゾチックアニマル診療科は、飼い主さまと動物の“いのちのパートナー”として、最適な医療と安心を提供いたします。
シュレーゲルアオガエル、イエアメガエル、
ニホンアマガエル、モリアオガエル、
トノサマガエル、アメフクラガエル、
アフリカツメガエル、
サビトマトガエル、アカメアマガエル、
フォレストバナナガエル、
チョウセンスズガエル、
マダラヤドクガエル、
ヘルメットガエル、ソロモンコノハガエル、
アズマヒキガエル、ミヤコヒキガエル、
アメリカミドリヒキガエル、
キンイロヒキガエル
ベルツノガエル、クランウェルツノガエル、
アカハライモリ、
メキシコサラマンダーアホロートル
(ウーパールーパー)、
タイガーサラマンダー、
ファイヤーサラマンダー、
トウキョウサンショウウオ など
<よく見られる疾患>
腫瘍(Neoplasm)、代謝性骨疾患(Metabolic Bone Disease)、レッドレッグ病 (Red Leg Disease)、ツボカビ症 (Chytridiomycosis)、ラナウイルス感染症 (Ranavirus Infection)、サルモネラ症 (Salmonellosis)、細菌感染症 (Bacterial Infections)、真菌感染症 (Fungal Infections)、皮膚潰瘍症 (Skin Ulcer Disease)、内臓脂肪症 (Visceral Fat Disease)、腸内寄生虫症 (Intestinal Parasitic Infections)、鰓腐れ病 (Gill Rot Disease)、脂肪肝症 (Fatty Liver Disease)、ヘルペスウイルス感染症 (Herpesvirus Infection)、寄生虫感染症 (Parasitic Infections)、エロモナス感染症 (Aeromonas Infection)、ビブリオ症 (Vibriosis)、組織壊死 (Tissue Necrosis)、水カビ病 (Water Mold Disease)、クラミジア感染症 (Chlamydia Infection)、ウイルス性出血性敗血症 (Viral Hemorrhagic Septicemia)、緑膿菌感染症 (Pseudomonas aeruginosa Infection)、鰓吸虫症 (Gill Fluke Infection)、皮膚吸虫症 (Skin Fluke Infection)、肝疾患 (Liver Disease)、腸炎 (Enteritis)、結核 (Tuberculosis)、クラウディアイ (Cloudy Eye)、アスペルギルス症 (Aspergillosis)、線虫感染症 (Nematode Infection)、皮膚炎 (Dermatitis)、内臓肥大症 (Visceral Enlargement)
【カエルの病気について】
陸棲カエルでは異物の誤飲がもっとも多いです。
水棲カエルでは、皮膚病が最多です。
【カエルの飼育について】
温度管理、床材、食餌など、健康管理に欠かせない条件が整備されず、病気になっているケースが多いです。
まずは、飼育書を読み、健診にご来院ください。
【サンショウウオの病気について】
ウーパールーパーの名前でよく知られているメキシコサラマンダーの幼体であるアホロートルの病気では、体が膨れることが多いです。
さまざまな理由で、消化管や体内に空気や水が溜まってきます。
【サンショウウオの飼育について】
水や水草を介して、魚類の病気に感染していることも多いです。
一般的に高温には弱いので、適切に飼育するには、海水魚用のクーラーが必要です。
対象動物
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愛知県豊田市の犬・猫・エキゾチックペットの動物病院;無脊椎動物(昆虫、カニ、エビ、貝、クラゲ・・・)
無脊椎動物の医療がより多くの飼い主に理解され、「虫やエビ・カニにも医療がある」という認識が広がることを目指しています。
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愛知県豊田市の犬・猫・エキゾチックペットの動物病院;魚類(サカナ、熱帯魚、淡水魚、海水魚、古代魚・・・)
魚も家族の一員として、適切な診療とケアを受けるべき存在です。 私たちは、魚類・両生類・爬虫類・小動物すべてに共通する「環境と命の関係」を大切にし、科学的かつ思いやりのある医療を提供しています。
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愛知県豊田市の犬・猫・エキゾチックペットの動物病院;両生類(カエル、サンショウウオ・・・)
「おかしいかも」と思ったら、自己判断せず、両生類に精通した動物病院へ早めの相談を。 当院のエキゾチックアニマル診療科は、飼い主さまと動物の“いのちのパートナー”として、最適な医療と安心を提供いたします。
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愛知県豊田市の犬・猫・エキゾチックペットの動物病院;水棲カメ類(爬虫類、ミズガメ、水亀・・・)
エキゾチックアニマル診療科では、最新の知見と定期的な環境聴取で水棲カメの診療を行い、飼い主と一緒に健康を守るパートナーであり続けます。
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愛知県豊田市の犬・猫・エキゾチックペットの動物病院;リクガメ類(爬虫類、陸亀・・・)
豊田市のアロハオハナ動物病院かもがわ公園小動物クリニックエキゾチックアニマル診療科では、リクガメをはじめとする爬虫類の専門診療を完全予約制で実施し、環境・栄養・体調を総合的にケアします。
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愛知県豊田市の犬・猫・エキゾチックペットの動物病院;ヘビ類(爬虫類;コーンスネーク、ボールパイソン、カリフォルニアキングスネーク、セイブシシバナヘビ、カーペットパイソン・・・)
ヘビの健康を守るには、爬虫類に詳しい動物病院での定期健診と日々の観察が欠かせません。 専門設備と知識を持つ獣医師のもとで、早期発見と適切なケアを行いましょう。
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愛知県豊田市の犬・猫・エキゾチックペットの動物病院;トカゲ類(爬虫類;フトアゴヒゲトカゲ、ヒョウモントカゲモドキ、クレステッドゲッコー、アオジタトカゲ・・・)
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愛知県豊田市の犬・猫・エキゾチックペットの動物病院;鳥類(小鳥・猛禽類;セキセイインコ、オカメインコ、文鳥、コザクラインコ、コキンメフクロウ、ハリスホーク、ウコッケイ・・・)
エキゾチックアニマル診療科では、インコ・オウム・文鳥・フクロウなど多様な鳥類に対応し、専門設備と知識で早期診断・治療を行います。
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愛知県豊田市の犬・猫・エキゾチックペットの動物病院;ウサギ・齧歯類;チンチラ、モルモット、デグー、シマリス、ラット、スナネズミ・・・
エキゾチックアニマル診療科では、ウサギ・チンチラ・モルモットなど齧歯類の専門診療を行い、解剖生理学に基づいた安全で丁寧な治療を提供しています。 完全予約制により静かな環境で、定期健診から外科処置まで、小さな命を守る地域のパートナーとしてサポートします。
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愛知県豊田市の犬・猫・エキゾチックペットの動物病院;ナマケモノ ・センザンコウ・・・
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愛知県豊田市の犬・猫・エキゾチックペットの動物病院;食虫類 (ハリネズミ 、テンレック・・・)
ハリネズミを中心に、テンレックなどの食虫類を専門的に診察。皮膚・腫瘍・神経・消化器疾患まで幅広く対応します。
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愛知県豊田市の犬・猫・エキゾチックペットの動物病院;有袋類 (フクロモモンガ、ワラビー、オポッサム・・・)
フクロモモンガ(有袋類):エキゾチックペットの栄養・行動・病気に対応。
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愛知県豊田市の犬・猫・エキゾチックペットの動物病院;食肉類(ネコ目; フェレット、フェネック、ミーアキャット、パームシベット・・・)
エキゾチックアニマル科(フェレット・フェネック・ミーアキャット・パームシベットなど) 豊田市のアロハオハナ動物病院かもがわ公園小動物クリニックでは、肉食系エキゾチックの診察に対応。土日・祝祭日も診察し、救急・24時間体制で“家族”のきずなを大切にサポートします。
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愛知県豊田市の犬・猫・エキゾチックペットの動物病院;犬(ワンちゃん、Dog)・・・
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愛知県豊田市の犬・猫・エキゾチックペットの動物病院;猫(ネコちゃん、Cat)


