私は 動物嫌いな人も 動物好きな人も共存できる街づくりに貢献したいと考えております。
動物の苦手な方の抱える、恐怖心や誤解を解けるように、まずは当院の患者さまからマナーのよい飼主さまの模範になっていただきたいと思っています。
「犬は単なるペットではなく、ほんとうに家族です!」、「猫と暮らすようになって癒されています」という声もあれば、「犬に吠えられてから犬が嫌いになりました!」、「猫に引っかかれてから、怖くって・・・!」というちょっと可哀想な声もありますね。
このように世の中には、あなたの動物のことが好きな方ばかりではなく、苦手な方もいらっしゃいます。
そういう世界でペットと人が適切に共生していける1つの方法として、飼い主さまのマナー向上を目指しています。
まずは、ワンちゃんの散歩時、リードを短く持ってすれ違うことは、相手への思いやりとその子の命を守るうえでとても大切だと思っているので、ここから始めたいですね。
そして、ネコちゃんに関しては、完全室内飼育の徹底。
なんと交通事故に遭う猫ちゃんの多いことか。
また、災害時の同行避難の際にペットがトラブルの種になるのは、本当につらいと考えています。
「同行」避難ではなく一歩進んだ「同伴」避難ができるように行政を説得するためにも、飼い主さまのマナー向上は欠かせないものだと思っています。