こんにちは、アロハオハナ動物病院かもがわ公園小動物クリニックの院長です。
東京慈恵会医科大学の研究では、脳の非対称性がアルツハイマー病患者の精神神経症状に影響する可能性が示唆されました。この研究では、日本での121人の軽度のアルツハイマー病患者のMRIデータを収集し、脳の非対称性を、左脳と右脳の灰白質体積を比較することで評価したとのこと。
攻撃的な精神神経症状は、前頭葉の非対称性と有意な相関があり、右側の萎縮が見られたということでした。
認知症患者の精神神経症状は、介護者の負担につながり、患者の予後を悪化させることが分かっているそうです。介護者の負担は切実な問題です。
癌のつぎは、認知症について早急な解決を願うところです。
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