ウサギの足底潰瘍について

ウサギ

ウサギの足底潰瘍は、英語ではソアホックと言います。足の底にできる潰瘍や傷のことを指します。

固い床材や不適切なケージ設置が原因です。

特にワイヤーグリッド床は、足裏に圧力をかけ、潰瘍を引き起こす可能性が高まります。

この場合には、スノコを設置しましょう。

あるいは、ラグやタオルを敷いてもよいでしょう。ただし、中には齧ってしまう個体もあるので、一定期間、監視が必要です。

乾草を数㎝敷き詰めてもいいと思います。

小さすぎるケージは自由な動きを妨げ、自重により足に常に負担をかけ、ソアホックを発症させる原因となります。ケージは広めに設計しましょう。

サークルを用意している方もいらっしゃいます。ウサギは活発な動物で、足を伸ばしたり、跳ねたりすることが重要です。運動ができるスペースを提供することで、足の負担を軽減できます。

さらに定期的に健康診断にお越しください。ひどくなってしまうと、足の骨までダメージが及んでしまうこともあります。

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ウサギの足底潰瘍のことなら、かもがわ公園小動物クリニック

愛知県豊田市東山町の動物病院はアロハオハナ動物病院

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