スッポンモドキのSCUD

カメ診療

スッポンモドキの皮膚病について

こんにちは。アロハオハナ動物病院かもがわ公園小動物クリニック院長です。

暑い時期には、水を見るとなぜかホッとしますよね。アクアリウム、せせらぎ、そして、流しそうめん・・・。

ペットのなかで、水と深い関係にあるのが、そうです、カメですよね。暑いと、室内でも水槽内の衛生環境が悪化します。このスッポンモドキは完全水棲ですので、水質の悪化はより深刻な問題に発展します。この個体は水槽サイズが小さく、不衛生な環境で飼育されており、皮膚全体に感染を起こし、受診時には敗血症が疑われました。食餌と水槽サイズの影響によるものと思われますが、甲羅は変形しており、MBD(代謝性骨疾患)にも罹患しています。

水棲カメを飼育して、涼を楽しむと同時に、彼らにとって重要な水の管理にも心配りをお忘れなく。

愛知のヘソ豊田市周辺の岡崎市、日進市、安城・刈谷市にお住いのスッポンモドキの飼い主さまへ

当院の獣医師はエキゾチックペット、猫、小型犬などの広範な動物種に対する専門的な知識と豊富な経験を有しております。どんなペットにも信頼できるケアを提供いたします。
つまり、あらゆるペットに対応する総合的な診療を行なうことができます。
どんなお悩みもお気軽にご相談ください。多岐にわたるペットの医療に精通した獣医師が、どのペットにも最適な治療を提供いたします。注文は多いけど日本一面倒をよく見てくれる動物病院を目指しています。

当院へのご連絡はこちらからが便利です

かもがわ公園小動物クリニックは愛知県豊田市役所高橋出張所前のかもがわ公園の近くにございます。

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