パウケアについて

犬の手

犬、猫、フェレットなどには肉球があり、足の底を保護してくれています。

これらのペットの飼い主様には当たり前のようなことですが、この肉球がない動物もいます。

代表的なペットとしてウサギやハムスターが挙げられます。

硬いところで飼育されていると、足裏の皮膚が硬くなったり、ただれたりして、足の骨が腐ってしまうことさえあります。 それほど足裏を保護してくれる肉球を獲得した動物はラッキーなのかもしれません。

猫ではこの肉球は足音を立てずに獲物に近づくために有利で、とてもやわらかくできていて、肉球フェチの飼い主様も多いですよね。

肉球に限ったことではない ですが、足先を触れるのに慣らしておくということが とても大切です。

犬猫は体の末端、たとえば、鼻先、耳、尾、それに四肢端(足先)を触れられるのは、本能的に嫌がります。

これを幼いうちから慣らしておくといいですね。

お家ではネイルケアが必要ですし、病院では足先をもって採血をしたりします。足の裏をケガして治療するケースもあるでしょう。

日頃の遊びのなかで、足先を触ることを繰り返し、嫌なことではないということを教えていきましょう。

そういう意味で、ご自宅でご自身で爪切 りなどのネイルケアをしておくことはとても重要です。深爪をすれば 痛いし、出血もします。「足先を触られたら、急に痛いことをされた!次からは足は触らせないゾ!」なんてことになりかねません。しっかり練習して、上手に切れるようにしておきましょう。

夏場のご注意についてです。

熱く灼けたアスファルトにはよくよく注意が必要です。炎天下にはお散歩を控えましょう。

普段から肉球を保護するクリームなどを使用してもよいでしょう。

とくに散歩後足洗い場で洗って自然乾燥している場合には、指の間が真っ赤になってくるなんてことがあります。洗ったあとは、そのままにせず、しっかりタオルで水けを拭き取ってあげましょう。

また、普段からあまりお散歩をしない、室内飼育のワンちゃんは肉球が子犬のように柔らかいままです。 開放的な気分にまかせ、旅行やドッグランなどへ出かける機会があるかもしれません。しかし、はりきってドッグランなどではしゃぎすぎると、肉球がすりむけてしまうかもしれません。適度に飼い主様のほうで、調整してあげましょう。

ここでもう1つです。

夏場はマダニが活発に活動する時期です。草むらに入ったときに、指の間の柔らかい部分に吸血されることは多いようです。

マダニ駆除剤は定期的に普段使いしておきましょう。

冬場はどうでしょう。

通常のアスファルトを歩くのには、それほど気を遣う必要はなさそうです。しかし、雪道を長時間歩く場合には、注意が必要でしょう。散歩の前後に保湿クリームなどを塗布するといいかもしれません。

最近は聞かなくなりましたが、ストーブの上に乗ってしまって、火傷したというケースもありました。暖房器具には近づけないように対策を立ててください。

老犬ではどうでしょう。

関節炎などでトボトボ歩くようになると、お散歩によって自然に削れていた爪も、伸び過ぎの傾向になります。とくに前足の親指は地面につかないので、気付くと肉球に突き刺さっていたなんてこともあります。爪は年とともに硬く、切りづらくなってきます。よく切れる爪切りを用意しておきましょう。

また、老齢により、腫瘍の発生もみられるようになります。日頃からしっかり観察眼を養っていきましょう。

足裏の病気は圧倒的に外傷が多いです。肉球自体というよりも、皮膚との境界部分がすりむけたり、指の間が赤くなって腫れたり、草のタネなどが刺さったり・・・。

しかし、免疫の病気や肝臓病などで、肉球が侵され、特徴的な外観を示すような内科系の病気もあります。

犬猫のトレードマークともなっている大切な肉球です。

大事に可愛がってあげましょう。

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