猫は私たちの生活に豊かさと喜びをもたらしてくれる素晴らしい存在です。
しかし、最近の研究によれば、慢性腎臓病(CKD)は猫にとって一般的な疾患であることが分かってきました
15歳までの猫で20%、15歳以上の猫で80%が慢性腎臓病を患っているとの報告があります。
一説によると、腎臓の中のおしっこを作る装置(これをネフロンといいます)が人で1,000,000、犬で400,000あるものが、猫では200,000ということに由来しているようです。装置の数が少なければ、としを取ってくれば、その装置が壊れてしまい、より早く腎臓が悪くなってくるということのようです。
愛猫の健康を守るために、CKDの予防と治療について理解することが重要です。
予防対策:
食餌は彼らの腎臓に影響を与えます。何を食べてくれるかによって、余命は決まってきます。
水分の摂取を促進するということも重要です。常にその子の好みの水を提供しましょう。飲水の機会を増やすために、複数の場所に配置するのも1つです。
治療方法:
残念ながら、薬物で完全に治すということは困難です。
脱水、嘔吐、高血圧、貧血など、現れた症状への対症療法を実施していきます。
適切な食餌を与えることは、治療方法の1つといえます。カロリー摂取が最優先ですが、腎臓病用に開発された専用食に徐々に慣れさせていきましょう。
初めは従来品を75%、腎臓病食を25%までで始めます。徐々に置き換えていくと、8~9割の猫ちゃんで4週間で、変更に成功すると言われています。
愛猫の健康を守るために、定期的な診察を受け、早期発見・早期治療を講じることが重要です。それがCKDの進行を遅らせることができます。
愛情とケアをもって、愛猫の腎臓の健康を守りましょう。
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