コラム:「新しいことに挑戦し、失敗に強い子どもはどんな子?」

純粋無垢

「あなたの笑顔が、ペットにとって一番のおくすりです。そして、あなた自身にも」

アロハオハナ動物病院かもがわ公園小動物クリニック院長です。

いつも当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。

今日は、私のポジティブ心理学の師匠の松村亜里先生のメルマガから、「どのような子どもが新しいことに挑戦し、失敗に対して打たれ強いのか」についてお話しします。

このテーマで多くの研究を行なっているのが、スタンフォード大学の教育心理学者キャロル・ドゥエック氏です。彼女は、「自分の能力に対する考え方」が子どもの行動や成長に大きく影響することを示しています。

人は、自分の能力を

  • 生まれつき決まっていて変わらないと考える「固定的知能観(fixed mindset)」と、
  • 努力によって伸ばせると信じる「拡張的知能観(growth mindset)」

の2つのタイプに分かれるとされています。
わかりやすく言えば、前者は「固いマインドセット」、後者は「しなやかなマインドセット」とも呼ばれています。

ドゥエック氏の研究では、人生で大きな成果をあげている人には、この「しなやかなマインドセット」を持つ人が多いことが分かっています。

例えば、4歳の子どもに簡単なジグソーパズルを解かせ、その後に「同じ簡単なパズルを続けるか、より難しいパズルに挑戦するか」を選ばせる実験がありました。
すると、「固いマインドセット」の子どもは簡単なパズルを繰り返すことを選び、
「しなやかなマインドセット」の子どもは難しいパズルに挑戦する傾向が強かったのです。

なぜこのような違いが生まれるのでしょうか?
「能力は変わらない」と思う人は、努力が無意味に感じられ、失敗を「自分には能力がない証拠」と受け取りやすくなります。
そのため、失敗のリスクを避け、他人からの評価や自分の良いイメージを守ることに意識が向きやすくなります。

一方で、「能力は努力で伸びる」と信じる人は、学ぶことそのものを楽しみ、挑戦を恐れず、失敗も成長の過程と捉えます。
難しい課題に対しても諦めず、努力を続けることができます。

以前は「◯歳までに能力は決まる」という考え方が主流でしたが、現在の脳科学の研究では、興味を持ったことに対して脳のニューロンは死ぬまで成長し続け、新しいネットワークを作り続けることが明らかになっています。

そして、その具体的な子育てについても、科学的に研究が進んでいるようですので、楽しみですね。


能力は努力次第で伸びる!


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