皮膚病治療にかかる費用のリアルガイド:小型犬の飼い主さま向け徹底解説

マルチーズの皮膚病治療

最終更新日:2025年10月9日

こんにちは!アロハオハナ動物病院かもがわ公園小動物クリニック院長です。

犬の皮膚病は、小型犬に多く見られるトラブルのひとつです。「最近愛犬がかゆそうにしている」「フケや赤みが出てきた」と感じたら、早めの受診が重要ですが、同時に飼い主さまが気になるのは「治療費」です。とくに、慢性・複雑化した場合には、高度の治療技術・経験をもつ皮膚科専門医を受診したとしても診断・治療に時間がかかり、その分、費用にも跳ね返ってきます。ここでは、小型犬の皮膚病治療にかかる費用の目安から、費用を抑える方法、放置した場合のリスクまで、具体例を交えて詳しく解説します。


1. 小型犬の皮膚病治療:初診から治療までの費用の目安

皮膚病の治療は、まず症状の原因を特定することから始まります。犬の皮膚病の原因は多岐にわたり、アレルギー、寄生虫(ノミ・ダニ)、細菌感染、真菌感染などがあります。そのため、費用も症状や治療内容によって幅があります。

初診料:3,000~5,000円

初診では、愛犬の皮膚の状態を詳しくチェックし、問診(生活環境、食事、行動などの確認)を行ないます。初診時に「どの検査を行うか」「どの治療法を選ぶか」が決まることも多いため、治療費の最初の目安となります。

検査料:5,000~40,000円

皮膚病の原因を特定するために、以下のような検査が行なわれることがあります。

  • 血液検査:内臓や免疫の状態を確認
  • 皮膚掻爬検査:細菌や真菌の有無を確認
  • アレルギー検査:食物や環境のアレルギーを調べる(必要時)
  • 培養検査:皮膚の細菌や真菌の種類を特定し、適切な薬を選択

検査が複数必要になると費用は高くなりますが、正確な診断は「早期改善」と「無駄な薬の使用回避」に直結します。

薬・シャンプー療法:2,000~8,000円/月

皮膚病治療の中心は薬とシャンプーです。

  • 内服薬:抗生物質、抗真菌薬、抗ヒスタミン薬、かゆみ止め(ステロイド、カルシニューリン阻害薬、JAK阻害薬、抗体医薬)など
  • 外用薬:かゆみ止めローション、抗菌・抗真菌クリームなど
  • 薬用シャンプー:週1~2回のシャンプーで皮膚環境を整える

症状が軽い場合は薬代だけで治療が可能ですが、慢性化すると薬の種類や量が増え、加えて薬の副反応をチェックするための血液検査も含めるので、その費用も高額化します。


2. 費用を抑えながら適切な治療を受ける方法

飼い主さまにとって「費用が高くなるのは困るけれど、愛犬の治療は妥協できない」というのが本音です。ここでは、無駄な出費を抑えつつ、効果的な治療を続ける方法を解説します。

自宅でできるケアを並行する

  • 保湿ケア:乾燥がかゆみの原因になることもあります。獣医師の指導に沿って、皮膚に合った保湿剤を使用します。
  • 生活環境の改善:フローリングやカーペットの掃除、ノミ・ダニ対策、湿度管理など
  • 食事管理:アレルギー対策専用のフードに切り替えることで薬の量を減らせる場合があります。

再診間隔を調整する

症状が安定していれば、毎週の通院ではなく隔週や月1回に調整できることがあります。獣医師と相談しながら、最適な間隔を決めると費用負担を抑えつつ管理が可能です。ただし、かゆみ止めの注射など、どうしても定期的な通院が必要な場合もございます。

長期管理プランを作る

慢性的な皮膚病の場合、「発症→悪化→治療→再発」を繰り返すことがあります。獣医師と相談し、予防+治療+生活環境改善の計画を立てると、薬や通院の無駄を減らせます。長期的な視点で見ると、費用も抑えられ、愛犬のQOL(生活の質)も高まります。


3. 放置した場合の費用リスクと健康リスク

皮膚病を放置すると、一時的には費用がかからないように感じますが、実は長期的には大きな損失につながります。

  • 症状悪化による追加費用
     炎症が広がった場合、強力な薬や複数の薬を組み合わせる必要があります。アレルギーや感染症が進行すると、血液検査や特殊検査も増えます。
  • 通院回数の増加
     慢性化した皮膚病では、毎週や隔週での通院が必要になることもあり、交通費や時間的コストが膨らみます。
  • 愛犬のストレス増大
     かゆみや痛みはワンちゃんの生活に直接影響します。睡眠不足や行動の変化(かじる・舐める・攻撃的になるなど)も見られ、心理的ストレスが増します。

4. 費用を意識した治療のまとめ

  • 小型犬の皮膚病治療費はまちまち、初診+検査+薬で月々5,000~20,000円が目安
  • 自宅ケア、再診間隔調整、長期管理プランで無駄な出費を減らせる
  • 放置すると症状悪化や通院増加で費用が高額化するだけでなく、愛犬のQOLも低下
  • 早期受診+獣医師との相談+自宅ケアが、費用対効果と愛犬の健康の両立につながる

このガイドを読めば、小型犬の皮膚病治療費の目安が具体的に分かり、費用を抑えるコツや放置によるリスクも理解できます。愛犬がかゆがっている、フケや赤みがあると感じたら、早めの受診を検討しましょう。


愛知のヘソ豊田市周辺の岡崎市、日進市、安城・刈谷市にお住いの飼い主さまへ

当院の獣医師はエキゾチックペット、猫、小型犬などの広範な動物種に対する専門的な知識と豊富な経験を有しております。どんなペットにも信頼できるケアを提供いたします。
つまり、あらゆるペットに対応する総合的な診療を行なうことができます。
どんなお悩みもお気軽にご相談ください。多岐にわたるペットの医療に精通した獣医師が、どのペットにも最適な治療を提供いたします。注文は多いけど日本一面倒をよく見てくれる動物病院を目指しています。

当院へのご連絡はこちらからが便利です

かもがわ公園小動物クリニックは愛知県豊田市役所高橋出張所前のかもがわ公園の近くにございます。

ペットの皮膚病のことなら、愛知県豊田市東山町の動物病院、アロハオハナ動物病院かもがわ公園小動物クリニック

#豊田市
#動物病院
#皮膚病

犬の皮膚病と言えば、アロハオハナ動物病院かもがわ公園小動物クリニック

愛知県豊田市東山町の動物病院

関連記事

  1. カメの診療

    スッポンモドキのSCUD(重度皮膚感染症)🐢

  2. トイプードルのトリミング

    犬の皮膚病、症状は軽くても油断禁物!早期発見の5つのサインと…

  3. チワワのアトピー性皮膚炎

    犬のアトピーと食物アレルギーの違いを徹底解説|原因・症状・正…

  4. トイプードルと掃除機

    小型犬の皮膚病・再発を防ぐ生活習慣と環境改善のポイント

  5. パウケアについて

    パウケアについて

  6. シーズーの皮膚病

    🐶「シャンプーで治らない!?」

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。