最終更新日:2026年4月17日
ヒョウモントカゲモドキが目をつむるのは「眠い」だけではありません。
アロハオハナ動物病院によるこの記事は、ヒョウモントカゲモドキが目をつむっている状態は単なる眠気ではなく、深刻な健康トラブルの兆候である可能性を指摘しています。主な原因として、湿度の不足による脱皮不全や、粘膜の健康を維持するビタミンAの欠乏などが挙げられており、放置すると視力低下や感染症を招く恐れがあります。飼育者は適切な湿度管理や栄養補助を行うことが推奨されており、改善が見られない場合は専門の獣医師による全身的な診察が不可欠です。愛知県豊田市の当クリニックでは、こうしたエキゾチックアニマルの細やかな相談にLINEや予約制の診療を通じて対応しています。この記事は、ペットのわずかな変化を見逃さず、早期に適切なケアを行うことの重要性を説いています。

こんにちは、アロハオハナ動物病院かもがわ公園小動物クリニックの院長です。
犬や猫、エキゾチックアニマルが目をつむっている場合、単なる睡眠ではなく痛み・炎症・体調不良のサインであることが非常に多いです。
特に以下の症状がある場合は注意が必要です:
- 片目だけつむる
- 目やに・涙が増えている
- 目をしょぼしょぼさせる
- 光を嫌がる
- 元気や食欲が低下している
これらは眼疾患(角膜炎・結膜炎)や全身疾患の初期症状である可能性があります。
今回はヒョウモントカゲモドキ(Leopard Gecko)の最もよくある(コモンな)問題について説明いたします。
レオパと省略して呼ばれる、最もポピュラーなこのトカゲは、目のトラブルを抱えることが多いです。目をつむったままの場合に、その瞼の下に膿のようなものが、「コンタクトレンズ」のようにへばりついていることがあります。
それがあることは、いくつかの健康上の問題を抱えている可能性があります。それは以下の点に関連しています。

ヒョウモントカゲモドキが目をつむっている問題
- 視覚の妨げ: ヒョウモントカゲモドキの視覚に影響を与える可能性があります。視力低下や異常な行動が見られることがあります。食べ物が見えないと、食べることができないことで、さらに大きな問題につながっていきます。
- 感染のリスク: その部分が感染症の原因となります。感染が進行すると、ヒョウモントカゲモドキの健康に深刻な影響を与える可能性があります。

症状別チェックリスト
目をつむるときのチェックポイント
以下の項目を確認してください:
■片目だけつむる場合
→ 角膜潰瘍・異物混入の可能性が高い
■両目をつむる場合
→ 全身状態悪化・強いストレスの可能性
■涙や目やにがある
→ 結膜炎、感染症、涙道異常
■光を嫌がる(羞明)
→ 角膜炎・ぶどう膜炎の可能性(緊急性あり)
■エキゾチックアニマルの場合
→ 環境温度・湿度異常、ビタミンA欠乏も重要鑑別

ヒョウモントカゲモドキが目をつむっているときの対処方法
- 湿度の管理: 飼育環境の湿度を適切に管理することが重要です。湿度が不足すると、脱皮がスムーズに進まず、それが原因で瞼の開閉に支障を来すようになると考えています。ヒョウモントカゲモドキには通常、湿度が40%〜60%のシェルターを設置することが適切です。
- 脱皮サポート: 脱皮が進行する際、十分な湿度を保ち、ヒョウモントカゲモドキが安心して脱皮できる環境を提供します。湿度を上げるために水をスプレーしたり、脱皮をサポートする専用のシェルターを設けたりすることが役立ちます。脱水状態は大きな妨げになると考えています。水皿から飲んでいない場合には、ケージ壁やケージ内装飾物に霧吹きして水滴を作ってみましょう。
- ビタミン・ミネラル剤:ヒョウモントカゲモドキに必要なビタミン、ミネラルの正確な量は分かっていません。しかし、サプリメントを用いていない場合には、不足している可能性が考えられます。とくにビタミンAは粘膜を正常に機能させるのに必要なので、この不足は、眼の粘膜である「結膜」に問題を起こして、眼をつむっている問題に大きく影響していると考えています。それ以外にも、サプリメントは消化管、気道、腎臓などを健康に維持させるのに必要です。
- 獣医師の診察: 目が開かない場合は、まずLINEをください。おそらく診察が必要です。相談しながら、適切な治療を受けることをお勧めしています。脱水が根本的な問題である場合には、目だけではなく、全身のチェックが必要です。適切な治療法を提供できます。

緊急度判定フローチャート
すぐ受診すべき危険サイン
以下に該当する場合は当日受診を推奨します:
- 目を開けられない
- 白く濁っている(角膜混濁)
- 充血が強い
- 外傷の可能性がある
- 元気・食欲が低下している
経過観察が可能なケース(ただし48時間以内に受診)
- 一時的に目を細める程度
- 明らかな異常が他にない
※改善しない場合は必ず受診

早期受診で防げるリスク
- 視力低下の防止
- 重症化(角膜穿孔など)の回避
- 治療期間・費用の軽減
これらの注意点を守り、適切なケアを行うことで、ヒョウモントカゲモドキの健康を維持することができます。
よくある質問
Q1. 目をつむっているのは寝ているだけですか?
A. 夜行性のため日中に目を閉じていることはありますが、頻繁に開閉を繰り返す・片目だけ閉じる場合は異常の可能性があります。
Q2. 片目だけつむるのは問題ですか?
A. はい、角膜炎・異物・脱皮不全(アイキャップ残存)の可能性が高く、早期受診が推奨されます。
Q3. 目をこするような仕草がありますが大丈夫ですか?
A. 違和感や痛みのサインです。特に脱皮時は角膜損傷のリスクがあるため注意が必要です。
Q4. 目が開きにくそうですが原因は何ですか?
A. 主な原因は以下です:
- 脱皮不全(アイキャップ残存)
- 低湿度環境
- ビタミンA欠乏
いずれも飼育環境と栄養管理の影響が大きいです。
Q5. 目やにが少しだけでも受診すべきですか?
A. はい。爬虫類は症状を隠すため、軽度でも進行している可能性があります。持続する場合は受診が必要です。
Q6. 目を閉じたまま動かないのは危険ですか?
A. 危険です。全身状態の悪化(低体温・感染症)の可能性があり、緊急対応が必要なケースもあります。
Q7. 自宅で目を洗ってもいいですか?
A. 基本的には推奨されません。
誤った処置により角膜損傷や感染悪化を引き起こす可能性があります。
Q8. 市販の目薬を使ってもいいですか?
A. 使用は推奨されません。爬虫類に不適切な成分が含まれる場合があり、診断遅延や症状悪化の原因になります。
Q9. 脱皮後に目を閉じているのは普通ですか?
A. 異常の可能性があります。眼瞼周囲に脱皮残存(アイキャップ)がある場合、視覚障害や感染につながります。
Q10. どのタイミングで受診すべきですか?
A. 以下の場合は早急な受診を推奨します:
- 片目を閉じ続ける
- 目が白く濁る
- 目やに・腫れがある
- 食欲低下を伴う

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アロハオハナ動物病院 かもがわ公園小動物クリニック
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当院の獣医師はエキゾチックペット、猫、小型犬などの広範な動物種に対する専門的な知識と豊富な経験を有しております。どんなペットにも信頼できるケアを提供いたします。
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どんなお悩みもお気軽にご相談ください。多岐にわたるペットの医療に精通した獣医師が、どのペットにも最適な治療を提供いたします。注文は多いけど日本一頼りになるトカゲ病院を目指しています。
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