“耐性菌対策:抗生物質の適正使用と感染症予防の重要性”

細菌培養

こんにちは、アロハオハナ動物病院かもがわ公園小動物クリニックの院長です。

新型コロナウイルス治療におけるICU入室期間の延長と耐性菌の課題

新型コロナウイルス感染により集中治療室で治療を受ける患者のICU入室期間が長い理由の1つとして、サイトカインストームによる多臓器不全が挙げられている。しかし、呼吸不全を特徴とする臨床状態に起因していたことが研究で示され、また、二次的な細菌感染による人工呼吸器関連肺炎(VAP)の発生率が高く、VAPが主な死亡の原因となっていることが示唆された。どんな細菌が検出されたかは分かりませんが、おそらく耐性菌がいたんでしょう。動物病院でもたくさんの抗生物質を使いますが、耐性菌を生み出さないような頭の使い方が必要です。

 

関連記事

  1. 猫

    新型コロナ、ネコからヒトへの感染

  2. カメを診療する獣医師

    セカンドオピニオン

  3. コロナウイルス

    ワクチン接種時間帯の効果:午前中接種がブレークスルー感染を低…

  4. 猫と女性

    ペットと女性の肺がん死亡率に意外な関連性

  5. ウンピョウ

    睡眠不足と自動車事故

  6. 診療統計

    関節サプリで有名なコンドロイチンが...

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。