高齢犬の認知症には

老犬診療

動物医薬品メーカー大手ビルバック社は、犬の加齢に関連した認知機能障害の改善に、S-アデノシルメチオニン(SAMe)経口投与が有効ではないかという報告を発表しました。

最低でも1カ月以上認知機能障害を示している犬を対象に、SAMeを体重1kgあたり18mg経口投与した犬17頭と、SAMeではないタブレットを与えられた19頭(プラシーボ群)に分けて、2カ月間の実験が実施されました。認知機能改善の効果判定は、14項目の行動と運動に関するアンケートを飼い主に記入してもらう形で実施。

その結果、プラシーボ群に対して、投与群では活発性が増すということが分かりました。4週間後では投与群41.7%、プラシーボ群の2.6%に活発性が増し、8週間後では投与群57.1%、プラシーボ群の9.0%で活発性の向上がみられたのです。

意識がはっきりしているかの評価でも同じ傾向がみられ、4週間後では投与群33.3%、プラシーボ群の7.9%、8週間後では投与群59.5%、プラシーボ群21.4%で改善がみられました。

アンケート結果の総計では、投与群の41.2%とプラシーボ群の15.8%で、認知機能障害が以前と比べて50%以上減少したと報告されています。

認知機能改善の効果判定は飼い主様の自己申告をもとに行なわれたため、「薬を飲んでいるから良くなった」と思い込むプラシーボ効果の影響が考えられます。その影響を減らすため、今回の実験ではSAMeが入ったタブレットとそれが入っていない偽のタブレットを与えています。飼い主様は、自分が与えているのが有効成分入りか、そうでないか知らされていません。SAMeを与えられていない群でも改善効果がみられたのは、プラシーボ効果によるものと考えることができます。

もともと、肝臓機能改善のサプリメントですが、こういう効果も期待できます。

高齢犬といっしょに暮していて、「もう年かなぁ」と感じていらっしゃる飼い主様、当院にご相談くださいね。

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