太ったシェフのイラストが食欲喚起に成功

シェフ

認知症高齢者の食事摂取を増やす新手法

認知症高齢者の食事摂取増加に関する研究で、太ったシェフのイラストをトレイに添えると完食率が向上することが報告されました。

認知症と食事減少:リスクと悪化の連鎖

認知症になると食事の摂取量が減少し、これがフレイルやサルコペニアのリスクを引き起こし、転倒・骨折・寝たきりなどの悪化を招くことが分かっています。

お年寄り

健康イメージを添えた食卓が食欲減退に寄与することにヒント

この研究では、健康を象徴する画像(例:ランニングシューズ)を食卓に添えることで、肥満者の摂取量が減少するという結果あることを受けて、この手法が摂取量を増やす目的にも適用できる可能性を提唱し、検討が行われました。

これまで様々なアプローチが試みられてきましたが、有効な方法が確立されていませんでした。今回の研究は新たな視覚的刺激を通じて食欲を刺激する手法が効果的である可能性を示唆しています。

論文で使われたイラストを見てみると、太ったという感じはあまりしない、可愛い男性コックさんでした。こんなことで、食欲がそそられる?って半信半疑ですが、今後の追加研究の結果が楽しみです。

私は、さっそくランニングシューズの写真をテーブルに置いてみました(笑)。

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