コラム:「豊田市土砂災害ハザードマップ」

土砂災害ハザードマップについて

動物病院から飼い主さまに伝えたい【防災対策7箇条】

近年、異常気象による集中豪雨や土砂災害が全国各地で頻発しており、ここ豊田市でも他人事ではありません。動物と暮らす私たちにとって、災害時の備えは命を守る大切な行動です。当院では、飼い主さま様とペットの安全を考え、防災対策7箇条をお伝えいたします。

① 土砂災害警戒区域に住んでいるか確認しましょう

  • 市の「ハザードマップ(豊田市 土砂災害ハザードマップ・洪水ハザードマップ)」で自宅と職場の位置を確認。
  • 散歩コースががけ・斜面・用水路沿いになっていないかもチェックを。
  • 梅雨の時期は雨の影響で、地盤の緩み・河川の増水・道路の冠水が起きやすい状態です。
  • 特に、逢妻川、巴川、矢作川流域や急傾斜地付近(足助や藤岡エリア)では、土砂災害や内水氾濫のリスクがあります。

② ペット同行避難の準備を今から

  • キャリーケース・リード・療法食・お薬・ワクチン接種記録・トイレ用品はまとめてすぐ持ち出せる場所に。
  • 同行避難が原則ですが、避難所によってはペットの受け入れ可否に差があるため、近隣のペット可避難所を事前に確認しましょう。

③ 雨の中の外出・散歩は控えましょう

  • 地盤がゆるんでいる場所では、突然の地割れ・側溝の崩壊の危険性があります。
  • 雷や強風で動物がパニックになり、逃走・事故につながる恐れも。
  • 弱っている場合には濡れた体は体温を下げ、体調を崩しやすいことは言うまでもないですが、高湿度下では、ワンちゃんはパンティング(ハァハァ喘ぐこと)してもうまく体温を逃がすことができず、熱中症の危険もあります。

④ 庭・ベランダ・ケージのチェック

  • 雨で柵が緩んでいないか、小動物用屋外ケージの床面が水没していないかを確認。
  • 雨漏り・水の流入による感電事故にも注意(ヒーター使用時)。

⑤ 停電・断水に備えて

  • 水槽・テラリウム飼育者は、予備のバッテリーエアポンプ・蓄電池・水の備蓄を用意。
  • 自宅で酸素吸入や保温が必要な動物がいる場合は、停電時の代替手段(発電機など)を検討。
  • 当院では、どれも不十分です。病院側でも一時預かりや医療継続可能な体制を整えておけるように検討中です。

⑥ 気象警報・避難情報の取得手段を家族で共有

  • スマートフォンで「Yahoo!防災速報」や「豊田市防災情報メール」の登録を。
  • 高齢者や子どもと同居の場合、誰がペットを連れて避難するか事前に分担を決めておく

⑦ 動物病院として:災害時の連絡方法を掲示・SNS発信

  • 「●月●日現在、当院は通常診療/臨時休診です」などをLINE、Googleマップ、X、Instagram、などに早めに発信できるように心掛けています。
  • 飼い主さまの安心につながり、かかりつけの病院として信頼していただけるような体制を整えたいと思います。皆さまのご協力をお願い申し上げます。

こちらは土砂災害ハザードマップです。

各小学校区別に作成されているようです。

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