🐰夏の動物病院通院、ちょっと待って!

ウサギの夏季の受診の注意点

~ウサギを守る「暑さ対策」と正しい受診のすすめ~

こんにちは。アロハオハナ動物病院かもがわ公園小動物クリニック院長です。
毎年、梅雨が明けてからの猛暑が続くこの時期、ウサギさんの体調トラブルでのご来院が増えてきます。おそらく、換毛期による毛を飲み込んでしまうことが原因だと思われます。

でも実は…
「動物病院に連れてくる途中」で体調を崩してしまうウサギさんも少なくありません。
今回は、「夏のウサギの正しい受診方法」について、獣医師が詳しくご紹介します。


☀️ ウサギにとって「夏の外出」は命がけ

ウサギは本来、暑さに非常に弱い動物です。
特に28℃を超える環境では熱中症のリスクが一気に上がり、32~34℃で命に関わる危険があるとされています(参考:Harcourt-Brown F.M., Textbook of Rabbit Medicine, 2nd ed.)。

しかも、ウサギは表情や声で苦しさを訴えることができません。
キャリーの中で静かにぐったり…そのまま急変というケースもあるのです。


🧊 熱中症リスクを下げる【通院時の工夫】

✅ 1. 受診前に必ず動物病院に連絡を

  • 体調不良が急を要する場合はいつも通りLINEで症状をお伝えください。
  • 緊急度が低い場合は可能な限り「涼しい日・時間帯の受診」を検討しましょう。

✅ 2. 可能な限り「車での通院」が理想

  • 自家用車での移動はエアコン管理が可能で安全性が高まります。
  • 車内温度は涼し目に設定し、直射日光が当たらないようにしましょう。

✅ 3. キャリーの中を涼しく保つ工夫

  • 保冷剤をタオルで包んでキャリーの側面などに配置
  • 冷却シートや大理石プレートを敷くのも有効
  • ※ただし、直接体を冷やしすぎないよう注意(凍傷リスク)

✅ 4. 布製キャリーは注意!

  • 布製キャリーは通気性が低く、熱がこもりやすいです。
  • 通気性のよいハードキャリー断熱カバーの使用がおすすめです。
    ⇩この子は、布製キャリーバッグをお使いですが、蓋を開けても、モワッとしていない・・・

それは、なんと、⇩こういう訳だったのです!


でも、この方法はみんながみんなできるわけではないと思いますので、うちの子は大丈夫かな?と見守りながら、いろいろ工夫してみてくださいね。


⏰ 避けたい時間帯と、おすすめの受診時間

時間帯リスク
午前10時~午後3時☠️ 日差しと気温ピーク。避けましょう。
午前8~9時台/夕方5時以降✅ 比較的涼しく、移動しやすい時間帯です。

📷 ご来院前に「動画」を送っていただけると安心です

  • 呼吸が荒い
  • 食欲が落ちている
  • 変な姿勢をとっている

こうした異常は動画で事前確認が可能です。
LINEで送っていただければ、必要に応じてご来院前にアドバイスをお伝えすることができます。


🏥 動物病院での配慮

当院では、夏のウサギの診察時に以下の点を徹底しています:

  • 受付から診察までなるべくお待たせしない
  • ウサギ用に冷房温度を調節して待機
  • 緊急時には酸素・冷却処置を速やかに行ないます

📝 まとめ:命を守る「ひと手間」が大切です

ポイント対策
① 暑さは命のリスク移動手段と時間を選ぶ
② キャリー内温度管理保冷剤・通気性・直射日光カット
③ 迷ったら病院に相談事前連絡と動画送信で早期判断

🐰 ウサギを連れて行く前にチェック!

✅ キャリーに保冷剤は入ってる?
✅ 直射日光に当たらない?
✅ 自家用車 or タクシー?
✅ 事前に連絡・動画送信済み?


暑い夏だからこそ、「受診の仕方」にひと工夫して、大切なウサギさんの命を守ってあげましょう。

ご不明な点があれば、お気軽に当院までご相談ください!


「ウサギを安心して丁寧に診てもらえる病院」を探すあなたへ

小動物専門・エキゾチック対応のエキゾチックアニマル診療科のある当院では、皆さまのご協力のおかげで完全予約制を維持できております。本来最も時間のかかる問診票を、お時間のあるご自宅でゆったり確実に記入していただいています。そのため、本質的なお話の時間を取ることができています。それでもお話・ご質問があるという場合にも、LINEで完全にフォローさせていただいております。大切なご家族(”Ohana”)のことですから、一人の信頼できる獣医師に診てもらいたいですよね。LINE初診予約、ご相談や健康チェックもお気軽にどうぞ。

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 アロハオハナ動物病院 かもがわ公園小動物クリニック

愛知のヘソ豊田市周辺の岡崎市、日進市、安城・刈谷・名古屋市にお住いのウサギの飼い主さまへ

当院の獣医師はエキゾチックペット、猫、小型犬などの広範な動物種に対する専門的な知識と豊富な経験を有しております。どんなペットにも信頼できるケアを提供いたします。
つまり、あらゆるペットに対応する総合的な診療を行なうことができます。
どんなお悩みもお気軽にご相談ください。多岐にわたるペットの医療に精通した獣医師が、どのペットにも最適な治療を提供いたします。注文は多いけど日本一頼りになるウサギ病院を目指しています。

当院へのご連絡はこちらからが便利です

かもがわ公園小動物クリニックは愛知県豊田市役所高橋出張所前のかもがわ公園の近くにございます。

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