対象動物

齧歯類・ウサギ・・・

シマリス、タイリクモモンガ、
アメリカモモンガ、アフリカヤマネ、
プレーリードッグ、リチャードソンジリス、
ゴールデンハムスター、
ジャンガリアンハムスター、
キャンベルハムスター、
ロボロフスキーハムスター、
チャイニーズハムスター、
マウス、ラット、
スナネズミ(ジャービル)、
デグー、モルモット、チンチラ、
マーラ、

ネザーランドドワーフ、ホーランドロップ、
ミニうさぎ(ミックス、雑種)、
ロップイヤー、ミニレッキス、
ドワーフロップ など

【ハムスターの病気について】
外傷、腫瘍、結膜炎、前歯の不正咬合が多いです。
外見上、発見しやすいのですが、日頃の観察力に負うところが大きいといえます。
トイレ砂の誤飲や寄生虫症は比較的多いです。
飼育開始時の健診が大切です。

【齧歯類の病気について】
眼球突出、頬袋脱、直腸脱など、「出る」病気が多いです。

【不正咬合について】
ウサギ、齧歯類ではとても多いです。
外から見える前歯(切歯)が咬み合っていない時は、奥歯(臼歯)も怪しいです。
全身麻酔をかける理由のうち最も多い病気で、繰り返し実施しますので、リスク、費用が大きな問題になります。

【ウサギ・齧歯類の手術について】
草食動物は、術後の癒着のリスクを考えると、極力、開腹手術は避けたいです。
しかし、避妊・去勢手術、子宮腫瘍、膀胱結石などについては、手術が必要です。