こんにちは、アロハオハナ動物病院かもがわ公園小動物クリニックの院長です。
サッカーのヘディングに関する研究結果が発表され、米国の放射線学者らがサッカー選手の脳に及ぼす潜在的な危険性を明らかにしました。
まず、アマチュアサッカー選手を対象に、2年間のヘディングの頻度に基づいて低度、中程度、高度な曝露レベルに分類しました。これらの選手は、2年間にわたり脳画像検査を受け、言語学習能力と記憶力も評価されました。結果として、高度なヘディング曝露がある人々では、脳の微細構造に変化が見られ、さらに言語学習能力の低下との関連も示唆されました。
次に、18~53歳の353人のアマチュアサッカー選手を対象に、頭蓋骨に近い脳の白質と灰白質の境界部分を調査しました。結果として、反復的なヘディングが境界のぼやけを引き起こし、これが思考力低下と関連する可能性が示唆されました。
これらの研究結果から、「2年間の高度なヘディング曝露は脳の微細構造に変化をもたらし、言語学習能力の低下とも関連する」との結論が導かれ、頭部への反復的な衝撃が潜在的な脳損傷を引き起こす可能性が浮かび上がりました。
これを、サッカー関係者がどのように受け止めるか、今後が楽しみです。
高額な契約金をもらっているプロ選手に検査するには、影響がありすぎるという忖度があったのでしょうか?
少なくとも、我が子には成長期にサッカーではヘディングはさせたくないと思いました。
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