こんにちは、アロハオハナ動物病院かもがわ公園小動物クリニックの院長です。
ワンちゃんの下痢についての原因と対処法
動物病院の受診理由の多いのがこの下痢と皮膚の痒みです。
今までも数日間で自然に回復することもあったので、動物病院に行くべきか迷いますよね。
ワンちゃんの下痢を見つけた時には、飼い主さまの観察力と対応力が重要です。
下痢を見つけた時の観察・対応のポイント
- 便の性状を観察: 頻度や量、便の色や臭い、排便の難しさなどをチェック。
- 他の症状の有無: 嘔吐や食欲不振など、下痢以外の症状があるかどうかも確認。
- 体重や活動性の変化: 体重減少・脱水、活力の低下がないかを注意深く見る。
下痢の主な原因
- 食事の影響: 食べ慣れない食べ物や古くなったフードの摂取、食べ過ぎ、食物アレルギー、乳糖不耐症など。
- 異物や毒物の誤食: 特に好奇心旺盛な子犬や、誤食の経験がある場合は注意が必要。
- 膵炎: 急性・慢性の膵炎による下痢。特に急性膵炎は重症化する傾向があるので、迅速な診断と治療が必要。
- 胃腸そのものの病気: 消化管の異常や炎症が原因となることがある。
- アレルギー反応: 重症の場合は緊急治療が必要。
下痢の検査
- 問診と身体検査: 下痢の原因を推測し、さらなる検査や治療の方向性を探る。
- 糞便検査: 寄生虫や異常な細菌、消化状態をチェック。
- 血液検査・X線検査・超音波エコー検査: 状況に応じて精密検査実施。
- 内視鏡検査: 診断が難しい場合に、専門科診療が必要。
まとめ
下痢は一般的な症状でありながら、その原因はじつにさまざまです。お腹を休めることで自然に回復する場合もありますが、症状が長引く場合や他の症状がある場合は早めの受診が重要です。まずは、お気軽にご相談ください。
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