最終更新日:2025年11月27日
マダニ対策はお散歩ワンちゃんには通年必要
マダニは一年を通じて活動しており、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)など命に関わる感染症を媒介する危険があります。猫や犬から人へ感染した例も報告されているため、家庭内でも十分な注意が必要です。地域に根ざした動物病院での定期的な予防とケアを続けることが、家族とペットの健康を守る最も確実な方法です。
こんにちは。アロハオハナ動物病院かもがわ公園小動物クリニック院長です。
マダニは種類によっては年間を通して活動していますので、周年予防をお勧めしています。
この写真は血液をいっぱい吸った(飽血といいます)状態のマダニです。

SFTSによる重大なリスク:マダニ感染症から家族を守るための対策の必要性
重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome: SFTS)という病気で死者が出たという報道がときどきありますね。
・SFTSは動物由来感染症
・4類感染症
・日本初の出血熱
・人の致死率27%(2020年)
・死亡年齢中央値75歳
・50歳未満の死亡例なし
より最新の記事はこちら「【獣医師監修】マダニが媒介するSFTSと動物病院の責任」
国立感染症研究所の発表のサイトをご覧ください。
人の患者さんでは初春から徐々に増え5月にピークを迎えるようです。
中でも印象的なのは、2018年10月の感染例です。SFTS発症猫ちゃんから飼い主さまが感染発症し、亡くなってしまったことですね。獣医師は病院でそれなりの防御体制と知識で臨んでいますが、一緒に暮らしている飼い主さまがそうとは知らずに接しているのとは大きく違いますよね。
猫の患者さんでは2~6月が多いようです。
SFTSについては、こちらのサイト(ZOETIS)が分かりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。

冬はフィラリア対策が緩まる季節ですが、マダニについては、しっかりした対策の継続が必要ですね。
マダニが媒介する病気から大切な家族を守るためにも、今すぐ周年予防をしてあげましょう。
厚労省のサイトが参考になります。
こんな強烈なポスターもあります。

ノミとマダニ対策の重要性:ワンちゃん猫ちゃんの健康を守るための効果的な駆除法と注意点
人はダニ対策をして、ワンちゃん猫ちゃんは、駆除薬を定期投与して、恐ろしい伝染病に備えましょう。12月までのフィラリア予防薬の投与日に、同じように続けていきましょう。
NHKでこんな取り組みもしているようです。受信料をお支払いの方はぜひご覧になってみてください。
Panasonicのサイトには、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の防疫・消毒【獣医療で注意すべき感染症と防疫】というページもありましたので、ぜひご覧ください。
また、梅雨時には気温、湿度ともに高く、ノミの繁殖のピークがあります。ホームセンターなどで売っている市販品(OTC商品)は、効果が不十分なことが多いので、当院で処方する動物用医薬品製品をお使いください。いったん、ノミがついてしまった場合は、少なくとも3カ月間は連続での投与が必要だと考えています。
Q1. マダニはいつ活動するの?冬でも注意が必要?
A. マダニは種類によっては冬でも活動するため、一年を通した予防が必要です。気温が低くてもペットの被毛内は温かく、寄生のリスクが続きます。
Q2. SFTSってどんな病気?
A. SFTS(重症熱性血小板減少症候群)はマダニが媒介するウイルス感染症で、人や猫、犬にも感染することがあります。発症すると発熱や出血傾向を起こし、致死率が高いことが特徴です。
Q3. ペットから人に感染することはある?
A. はい。SFTSウイルスに感染した猫に咬まれたり、体液に触れたりした人が発症した事例があります。動物の体調不良時は直接触れず、獣医師に相談しましょう。
Q4. どんな予防法が効果的?
A. 動物病院で処方される動物用医薬品の定期的な投与が最も確実です。市販の駆除剤は効果が不十分な場合があるため、専門家の指導を受けて適切に使用しましょう。
Q5. フィラリア薬とダニ予防薬は一緒に使えるの?
A. 多くのケースでは併用できます。フィラリア予防薬を投与する日と同じタイミングで、ノミ・マダニ対策も続けると効率的で忘れにくくなります。
Q6. 犬にダニが付いているので、指でつまんで取ろうとしたが、なかなか取れないけど?
A. 指で取ろうとすると、マダニが媒介する感染症に飼い主さまが曝露される危険があります。
また、無理に引き抜くと口器が皮膚に残って炎症を起こします。自分で取らず、動物病院で安全に除去してもらってください。
関連ブログサイトはこちら
マダニから広がるSFTS
【獣医師監修】マダニが媒介するSFTSと動物病院の責任
犬に付着したマダニを「指でつまんで取る」のが危険な理由
「涼しくなっても寄生虫のことは忘れないでください!」 – アロハオハナ動物病院
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